生産地 スコットランド
度数 47度
価格 2000円程度
ボタニカル:ジュニパー、2種のアンジェリカ、2種のコリアンダー、スペイン産の柑橘、アーモンド、ナツメグ、東洋のスパイスなど、計10種類(12種類)
概要
pink47の蒸留所は英国のチェシャー州、ウォリントンにあり、1761年からジンを蒸留しているとのこと。
4回蒸留によって作られているロンドン・ドライジンタイプのジンです。
これまでにいくつか賞を受賞しており、過去の実績がきちんとあるジンでもあります。
例:2016 インターナショナルスピリッツチャレンジ 銀賞
私がジンを飲み始めた頃からあるジンであり、いわゆる「クラフトジン」という言葉が定着する前のジンですね。
その頃はアマゾンなどでもジンの取扱数はかなり少なく、スタンダードジンや「プレミアムジン」としてタンカレー10、ボタニストがあるくらいでした。
2000円前後するこのジンは、スタンダードよりも少し高いが、とはいえプレミアムジンというカテゴリーには入れられてない、というちょっと微妙な立ち位置だったと思います。(味の話ではありません)
当時、お酒に関するブログを読み漁りましたが、このジンのレビューをされている方は、Barを経営されている方のブログでチラっと見たかな?程度しかありませんでした。
今現在はジンの数も大分増え、様々な価格帯にちりばめられているので、逆にジンの中の一つの銘柄として興味を持ってもらえそうな気はするのですがどうでしょうか。
評価
味わい B
香り B
入手性 B
コスパ B+
個人的評価 B+
味わいに関してはスタンダードなドライジン達に近いものがあり、『ゴードン』と比較してシトラスのような爽快さ、後味の苦味がさっぱりしており心地よい仕上がりになっています。
アルコール感はそれなり。
香りに関しては個性を当てはめられるほどの強いものは感じません。
ツンとした刺激に柑橘類のさわかな香りが少々感じられる程度。
入手に関しては実店舗だとあまりみかけませんがあるところにはあります。
ネットだと普通に売っています。
コスパに関しては値段相応に若干の+評価をしています。
スタンダードジンと比較して何も問題がなく、公式がカクテルを押してるのですが確かにカクテルベースとしても普通においしく使えると思います。
数百円程度こちらが高いですが、この特徴的すぎるボトルデザインは存在感があり、スタンダードジンに飽きてきた際の変化球になると思います。
スタンダードジンに割って入れる味わいながら、その数百円の差が大きかったのか、Barでもあまりみないジンです。
限られたスペースを考えると扱いが難しいのかもしれません。
少しネガティブな印象を与えるような内容となってしまいましたが、私個人で言えば数百円+するだけで安定感のあるジンを一本加えいれられるのは楽しいことだと思っています。
ちなみにブルー42というウォッカと、ピンクロイヤルというフレーバード?ジンも製造されているみたいで、こちらもすごく気になりますね。
※公式HPより画像を引用
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