生産地 スコットランド
度数 43度
価格 3000円程度(500ml)
ボタニカル ジュニパーベリー アザミ その他不明
今回ご紹介するのはスコットランド産のジン。
スコットランドといえばどうしてもスコッチが話題の中心になりますが、近年のジンブームやウイスキー蒸留所の新設などに伴って、ウイスキーと並行してジンを作る蒸留所も増えてきました。
このジンを生み出したエデンミル蒸留所もウイスキーを作っています。
日本にはおそらく入っていませんが、ジンにも様々なバリエーションがあるようです。
私がこのジンを買ったきっかけは消極的な事柄でした。
とあるジンを購入しようと大手酒屋のリカーマウンテンさんにお邪魔したんですが目的の銘柄は既に売り切れ。
手ぶらで帰るのも嫌なので、ラグビーブームにあやかってこの『ラグビージン』を選択。
陶器のボトルはジンの中では珍しいですね。カワイイです。
このジンをもっと詳しく探ろうと思ったのですが、あいにく情報がほとんどありません。
公式HPのラインナップにもありません。
通販サイトによると600本の限定品らしく、もう少し時間が経過すると店頭ではまず見かけなくなるんじゃないでしょうか。
なんとか見つけた情報の中で、このジンを個性付けるものとしてはボタニカルに「アザミ」が使われていることでしょう。
アザミはスコットランドの国花であり、そして地元のラグビーチームの選手達がボタニカルを選定しているらしいです。
評価(S~E)
味わい B+
香り B
入手性 C
コスパ B
個人的評価 B
香りに関して、コルク栓を開栓するとレモンのような爽やかな柑橘。
しかしながら香りそのものは強くなく穏やかで大人しい。
アルコール感はそこそこ、一口目では味の極端さは感じられず、少なくとも甘ったるさはない。だんだんとクセになりそうな苦甘さが残るが、これがアザミ由来の効果だろうか?植物っぽさがじんわりと残る。苦さと弱めの甘さ、そしてスパイシーな辛味をゆっくりと味わう。
入手性は現時点ではまあまあ。大手のリカーマウンテンさんが扱ってるので、売り切れてなければどこでも買えるかもしれないが、一般的な酒屋・洋酒店はおそらく扱っていない。ネットでもまだ売っている。
多少独特な味がしますが、極端な味の強さを持っているわけでなく、美味しいジンとしてストレートで楽しめます。500mlで3000円なので量からすると決して安くはないです。
ジンとしての味わいに加えて、甘すぎず、心地よい苦味と辛味。
いつもと違ったジンが飲みたいけど、あまり外しすぎるのも……という時に手を出しやすい価格だと思います。
個人的にはボトルがそのままインテリアなので、棚やお部屋の雰囲気に合わせて使える、日用雑貨的なたたずまいも評価してよいと思います。
余談ですが、別シリーズのジンのボトルも色使いがカワイイです。
そっちも輸入してくれないかなあ……。
蒸留所に見学に行かれた方の記事によるとホスピタリティと自分たちの生み出した製品に対する誇りが感じられる良い蒸留所だそうです。
楽しく作って楽しく飲む。そういうの、いいですよね。
価格:3,120円 |
↑こっちはまだ見かけますが・・・
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