ツヴァルスキー ジン

アメリカ

生産地   アメリカ
度数    40度
価格    2000円程度
輸入業者  三井物産株式会社
発売元   サッポロビール株式会社
ボタニカル:ジュニパー、他不明

概要

地方の酒屋さんで見つけたかなり古そうなジンです。
ネーミング的にロシアチックな感じがしますがアメリカのミズーリ州で作られているロンドン。ドライジンタイプのジンです。
現在、LUXCOという会社が、同じ銘柄のウォッカを製造しているようですが、ジンは見かけませんので終売しているのかもしれません。

どのようなジンなのか?

近年の銘酒辞典などには載っていませんが、少々古めの本にはチラホラ紹介されていました。
その当時はネットがないか普及していない時代だと思いますので、当時どのように使用されていたのか、どのような立ち位置のジンであったのか非常に気になります。

販売されてから長い間売れていなかったので、だれもが知る人気銘柄ではなかったと思われます。
古い本で確認する限り、現在見かけないジン達が結構あるのですが、それらはどう淘汰されたのか、どういう味だったのか興味が絶えません。
見つけ次第、購入していきたいと思います。

評価

味わい    B
香り     C
入手性    C
コスパ    B
個人的評価  B

味わいは甘み少なめの引き締まったジン。
後味に柑橘系の果皮のような苦味と少しの爽快さを感じます。
アルコール感は他のスタンダードジンと同程度にあります。

香りはアルコールの刺激に混じってケミカルな柑橘系の匂いです。
長期間売れ残っていたものでもあるため、そのへんの影響があるかもしれませんがよくわかりません。
ジンとして香りを楽しむのには向いてないと思われます。

入手性に関しては、おそらく終売品なので仕方ありませんが劣悪です。
ヤクオクにも見当たりません。
地方の酒屋さんの片隅に眠っているかもしれません。

コスパは2000円のジンとして考えると、スタンダードジンよりちょい高いくらいでしょうか。
悪くはないと思います。

スタンダードジン達と比較して特に劣っているわけでも、秀でているわけでもなく、甘みの強弱や苦味の残り方で選択するという嗜好性の問題だと思います。
当時はカクテルなどで使われていたのでしょうか?

よくもわるくも普通なロンドン・ドライジン。
ただ、こうして出会えたことが嬉しいですね。

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