原産国 日本 沖縄県宮古島
蒸留者 株式会社多良川
度数 40度
価格 2200円程度(700ml)※写真はハーフボトル
分類 ホワイトラム
概要
沖縄県の宮古島、株式会社多良川さんが製造する国産ラムです。
もともとは70年以上、泡盛を製造している会社らしいのですが、今現在ではラムをはじめジンやリキュールも製造しているようで、そちらも気になりますね。
今回ご紹介するラムは宮古島のお米、酵母、水で宮古島の職人が作ったラム酒であり、地元への愛着が感じられるお酒です。
クリーンになりすぎずフレッシュな部分を残して製造されているようで、ロックはもちろんカクテルベースとしても美味しく作れるように意識されています。
ちなみに「マクガン」というのは、宮古島の方言で「ヤシガニ」を指すとのこと。
お酒の製造はもちろん、ネーミングやラベルなどにも宮古島への愛着が表現されていると思います。
株式会社多良川
泡盛を主としてお酒を製造している酒造さんで、洞窟の貯蔵庫「ういぴゃーうぷうす蔵」があり見学もできるそうです。
ラムだけでなくジンなども製造していますが、それらにもカクテルレシピが示されているのは好感がもてますし、私も試して飲んでみたいと思います。
会社HPに多良川の泡盛が飲める店の一覧があるのですが、宮崎は未掲載。
焼酎が強い宮崎県ですが、だからこそ国産スピリッツの一つでもある泡盛を飲める機会が身近に欲しいとも思います。
どこかのBARに置いてないかリサーチしたいと思います。
評価
味わい A-
香り B
入手性 B
コスパ A+
個人的評価 A-
味わいなのですが、国産ラムが手元に少ないため純粋なホワイトラムとして評価しています。
外国産のホワイトラムに比べ雑味すくなく、キレが良いです。多少アルコール感はありますが、心地よい塩梅。
香りは少し独特で、焼酎とは違う、変わったクセを感じます。
私は外国産のアグリコールラムに近い風味を感じましたが、妻には不評でしたので好き嫌いが分かれる要素はここかもしれません。
入手性はネットであれば問題なく購入できます。実店舗では泡盛や国産ラムを扱うような少々マニアックなお店でしか見かけないかもしれません。少なくとも地元宮崎では見かけません。
コスパは国産ラムとしてはだいぶ優れています。後味のキレの良さからカクテルとしても使えそうですし、ごくごく飲める価格帯に押さえてある点は非常に好印象です。
カクテルを実際に作ってみて美味しければさらに評価が上がると思います。
個人的評価としてはA-としています。
味と香りは私は地酒っぽいというか、風味が感じられて好きなのですが人によってはとっつきにくさも感じられるかもしれません。
国産ラムとしてはコスパがだいぶよく、ボトルも地域性や独自性が体現されていて、良いお酒だと思います。
価格:2200円 |
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