原産国 コロンビア
度数 40度
価格 3800円程度
分類 ダークラム
概要
洋酒をそれなり以上に扱っているお店ではよく見かけるラムの銘柄、「ディクタドール」の12年です。
ちょっとディクタドールの話題からは外れます。
ラムはいくつかの銘柄が国内生産されていはいるもののジンと違ってほぼ高価格帯のものが多く、その結果扱い場所が限られ、よく見かける銘柄が偏ってしまっているという状況です。
もちろん洋酒店では色々な銘柄が扱われているのですが、そこまでコアじゃない層にとってのお酒との接点はスーパー、デパート、ドンキなどの量販店になると思われます。
よって目にされるのはマイヤーズ、ハバナクラブ、バカルディ、ロンサカパあたりになるんじゃないでしょうか。
そんななかお酒の流通などはよく知りませんが、『ディプロマティコ』同様に洋酒店でよく見かけるのがこの『ディクタドール』であり、大手であるリカーマウンテンさんのラムくじにもかなりの頻度で入ってきているあたり、国内流通量は多いのかもしれません。
評価
味わい A
香り B
入手性 B
コスパ B+
個人的評価 B+
味わいは甘さが軸にあり、しかし強すぎず弱すぎずの塩梅です。
中間くらいということで抜けるような個性があるわけではないですが飲みやすく、親しみやすく、「いい酒のんでる」感が感じられる銘柄です。
大人しいけど美味しい味なので、入り口のラムとしても悪くないと思います。
香りはそこまで主張してきません。
バニラっぽさ、煙っぽさが少々。
入手に関しては洋酒店を探せばあると思います。
大手ならほぼ置いてあるんじゃないでしょうか。
コスパに関してですがネット上では値段の幅がけっこうあり(並行輸入品も多い)底値を引けたときは大満足なんですが、4000円超えてくると悩ましいですね。
ちょっと値上がりしたような気がするんですけど気のせいかな。
個人的評価としてはB+です。
長所を評価してというよりはまとまりの良さ、入りの良さを評価してですので、ラムに個性を求める場合では難しいかもしれませんが、とりあえずラム酒飲んでみたい!という方にはおすすめできると思います。
ちなみに12年の上にいくつか銘柄があり、高いのでは1万超えてくるので同一ブランドでの飲み比べが楽しそうな銘柄でもあります。
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