トロワリビエール ブラン

フランス

原産国   フランス マルティニーク島産
輸入者   ジャパンインポートシステム
度数    50度
価格    3000円程度
分類    アグリコール・ホワイトラム

概要

フランスの海外県、カリブ海の浮かぶマルティニーク島産のホワイトラムです。
個人的な感覚としては一番目にするアグリコール・ホワイトラムじゃないかなあと思います。(国産いれたら『コルコル』)

ホワイトラムなので非熟成でありクリアーな色合いなんですが、『バカルディ』や『ハバナクラブ』のホワイトラムとはまるっきし風味が違います。
味わいやクセ、風味が強く、表現が的を射てるのかは分かりませんが、風味の強い芋焼酎をさらにつよくしたような個性を持っています。
私はまだまだラムの初心者ですので断定的な言い方はできないのですが、これがアグリコール製法(砂糖を作る際の副産物、廃糖蜜でつくるものでなく、サトウキビの絞り汁を直接原料として作る)からくるものなのかもしれません。

強い風味故に、一般的に爽快でカクテルベースとしても使用されやすいホワイトラムでありながら、どっしりとした辛口であるという面白い銘柄です。

評価

味わい   A(但し好き嫌いがはっきりでるかも?)
香り    B
入手性   B-
コスパ   B
個人的評価 B+

味わいに関して、風味の強さは嗜好性がはっきりでるので評価が難しいですが、アグリコールラムといったラムの世界の一端を楽しむには良い銘柄だと思います。
50度と3000円という価格帯でありながら雑味少なく、アルコール感も数字ほどは感じません。
正直最初は「この味苦手だなあ」と受け付けなかったのですが、しばらくお酒を色々飲んだあとに再チャレンジしてみると「結構イケるなあ」と私の中で評価ががらっと変わった銘柄です。
ラムらしく甘さはありますがその他のラムに比べて辛口だと思います。

香りはダークラムでは感じ得ないフレッシュなラムの香りでやはり独特の個性があります。アルコールの刺激もそれなりにあります。

入手に関しては洋酒専門店なら置いてあるかもしれません。
ネットであれば普通に買えます。

コスパはホワイトラムに求めるものによって変わってきます。
夏の日にガンガンひやしたりカクテルベースにしたり、という楽しみ方には向いてないかもしれません。
じっくり飲む場合はダークラムの落ち着いた、どっしりした味わいとどちらが好みか、といったところでしょうか?
3000円出せるのであればストレートで飲めるラムの候補が色々でてくるので難しいところです。

個人的評価としてB+にしています。
好みに左右されるものの、普段飲むラムとは違った味わいのラムとして充分楽しめる美味しさがあります。
ただ、私は最初苦手だったので、できればBarなどで1ショット試してからボトルの購入されたほうが良いかなと思います。

ちなみにホワイトラム以外にもいくつかラインナップがあるので、そちらもいつか試してみたいですね。

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