生産地 スペイン
度数 40度
価格 1000円~1500円程度
ボタニカル 不明
概要
スペイン産のジン、銘柄がいくつか思い浮かぶ方はきっとお酒に関わる仕事をなさっている方でしょう。
一応、スペインにジンがあることは全くおかしくないのですが、代表銘柄といいますか、有名銘柄が生まれているとは言い難い現状だと思います。
個人的にはスペイン産のジンには当たりが多いイメージ(飲んだ銘柄はおそらく一桁ですが……)。
ワインを始めシェリーやカヴァ(スパークリングワイン)はよく目にしますが、スピリッツ類はあまり見かけません。
スペインは食事がおいしいらしいので、食後にじっくり飲む蒸留酒よりも食中に楽しめる醸造酒が好まれているのかもしれません。
さて、今回の『カンタベリー ロンドンドライジン』
情報がほとんど入ってきません。
もう作ってないのかもしれませんね。
値段が安い割に洋酒感のある外見が結構好きなんですけど。
評価(S~E)
味わい C+
香り C+
入手性 C
コスパ A
個人的評価 C+
香りは圧倒的に柑橘系、シトラスが支配しています。
ただし飲み始めると香りはそこまで強くなく、タンカレーやゴードンより若干大人しめ。
味に関してはアルコール感が弱く飲みやすいジンだと思います。
甘さもありますが苦味も残ります。
比較して飲んだゴードンのほうが後味はいいですね。
ゴードンが甘みが残るのに対し、こちらは苦味が残ります。
入手に関してはよく分かりません。
大手酒屋であるやまやさんで昔購入しましたが、直近ではなくなっていました。
1000円前後のジンとして手軽に楽しめ、安いスピリッツ特有のアルコール感や雑味もそこまで感じません。
売ってさえいれば、コスパは良好だと思います。
まとめとして、私は悪くないジンだと思います。
比較対象で飲んだスタンダードなジン達のすごさも再確認できました。
そこらと比較して明確な弱点があるようにも思わないので、好みの差じゃないかなと。
追記:少し調べたら、このジンを作っている蒸留所はMG DESTILERIAS
『マスターズセレクション ロンドンドライジン』
『ローザ ジン』
などを製造していますが、『カンタベリー ロンドンドライジン』はホームページ上に載っていなかったので既に製造していないのかもしれません。
上記のジンもマイナーなのですが、実はこの蒸留所、ジン販売サイトやらで最近よく目にする『ジン マーレ』の製造を担当しているようです。
スペインのオリーブを使用したオシャレなボトルのジンです。
蒸留所のホームページは意外と(失礼ですね)しっかり作ってあり、雰囲気がでています。
(当然スペイン語です)
ジン マーレ 42.7度 700ml RS【誕生日プレゼント お酒 洋酒 スペイン スピリッツ ジン 宅飲み お祝い お中元 ギフト お歳暮】 価格:4,690円 |
見た目良し、評判良しのジン。少々お高いけど
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