フィラーズ 28 ドライジン

ジン

生産地   ベルギー
度数    46度
価格    2500~3500円程度(500ml)
ボタニカル ジュニパー ベルギー産ホップ コショウ アンジェリカの根 オレンジ
      他合計28種類のボタニカルを使用

ジンの概要

ベルギーの最も古い蒸留所の一つで作られているジン。
歴史が古く、三代目(1888~1965)のときにレシピが完成。
小規模生産の、本当のクラフトジン。

2013年、サンフランシスコ・ワールド・スピリッツコンペティションで金賞を受賞。

このジンのすごいところ

味わいに大きな特徴、個性があります。
モンキー47ほどではないにしろ、28種類という多数のボタニカルを使用しています。
香りがバラけすぎず、薬品っぽい香りはあまりしないですね。

外観に関しても時代を感じさせる薬瓶のようなボトル、木製のキャップがいい味を出しており、歴史ロマンやクラフトっぽさを演出しています。
背面から光に透かした時の出で立ちが好きなボトルの一つです。

評価

味わい    B
香り     B
入手性    Bー
コスパ    B
個人的評価  B

味わいに関しては特徴のあるジンだと思います。
舌にピリっとした感触、スパイシーな苦味のあとにグレープフルーツのような酸味とヨーグルト風味の甘みが重なってやってきます。
スパイシーな部分がそれなりに残るので甘ったるい感じがある程度抑えられていますが、それでも甘みの部分が強めのジンです。
好みが分かれる味かもしれません。

香りは酸味を伴った柑橘系の香り。
しかし際立った個性は感じ取れません。

入手に関して、ネットだと用意に購入できると思います。
実店舗に関してはスモールバッチということもあって扱っている場所が少なそう。
私は目白の田中屋さんで購入しましたが、ジンをそれなりに扱っているお店でしか見たことないですね。

コスパに関してはまあまあです。
500mlで3000円程度ということはフルで4500円程度ということ。
安くて大量に消費できるジン、ということではないです。
好みが合うなら満足感はあると思いますが、外見買いするのは難しいかもしれない。

個人的なまとめとしては、普通に美味しいジンではあるのですが、グレープフルーツっぽさ、ヨーグルトっぽい甘みに好き嫌いが出そうな気がする銘柄です。
チャーム(おつまみ)が甘いものだと飲み疲れそうです。
まだためしていませんが、カクテルベースで使用した場合、この風味がどうなるか気になるところではあります。
フルボトルだったら悩ましいですが、幸いにも500mlなお陰でお買い求めしやすいのはいいですね。

ちなみに公式HPを見ると他にもスロージンやフレーバードジンを作っているみたいですね。
むしろそちらをためしてみたいのですが、国内店じゃ扱ってなさそうなのが残念。


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