生産地 スコットランド
度数 47度
価格 2500円程度
ボタニカル ジュニパー、カルダモン、コリアンダー、ジンジャー、アーモンド、アンジェリカの根、オリスの根、カッシア、リコリス、オレンジ、レモンピール、キューブベリー
公式HP→ https://boegin.com/
概要
この『ボーエ ジン』の名前は Franz de le Boe(フランツ・デ・ラ・ボー) に由来します。
ある伝説によればフランツ氏(17世紀の医師、解剖学者)が1658年にジンの起源である「 Jenever 」を発明したとあり、ジンの歴史を誕生させた人物の名が冠してあるというわけです。
ボタニカルは13種類。
目を引くのはカッシア・バーク(桂皮)でしょうか。
蒸留器はカーター・ヘッド・スチル蒸留器を使っており、『ボンベイサファイア』などで有名なヴェイパーインフュージョン方式を採用して香りを抽出しています。
今回ご紹介されているのは数年前のボトルであるため、今現在のオシャレな方のボトルとは味わいが違う可能性があります。
評価
味わい A
香り B
入手性 C
コスパ B+
個人的評価 B+
味わいは、まずオレンジのようなフレッシュな甘みと酸味が感じられます。その甘味を越えた頃にじんわりと苦味がきますが最初の甘みにくらべて弱いです。
香りは『ボンベイサファイア』と同じ製法であるためなのか華やか、スッキリめです。
ただそこまで際立った個性が感じられる程ではないかと思います。
入手に関してはあまり継続して輸入されていないのか、大手のネットショップでは売り切れになっています。
せっかくなので新しくなったデザインのものに加えてバイオレットジンやパッションフルーツ、ハイビスカスといった派生商品も輸入してくれると嬉しいのですが。。。
コスパは2000円台としては良いジンだと思います。
個人的評価としては、価格相応の美味しいジンだというところです。
ジンとして普通に美味しく、すっきりした甘みとじんわりした苦味を楽しめ、よくも悪くも香りが独創的でないのでその点で避けられることは少ないと思います。
銘柄などジンの歴史に触れられる点も面白いポイントです。
問題なのはコルクですね。
劣化したり、物によっては折れることもあるようなので開栓には注意が必要です。
新旧ともども、もう少し目にすることが増えると良いジンなんですよね。
それに派生商品であるフレーバードっぽいジンは外見受けしそうなんで、今のこのタイミングで日本でも販売してほしいです。
されたら速攻でバイオレットなジンは即買うと思います。
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