ブルームスバリー オレンジジン

ジン

生産地   イギリス
度数    45度
価格    2000円程度
ボタニカル  ジュニパー、オレンジ等

概要

『キングスバリー』同様にウイスキー等のリリースを行っている『ブルームスバリー』社が受注によって生産するフレーバード(香り付け)ジンのオレンジタイプです。

私はまだまだウイスキーに関して知見が広くないので、肌感覚としては分からないですが、強いこだわりを持って商品をリリースする会社のようです。

シングルカスクやノンチルフィルター(冷却濾過していない)にそのこだわりが現れており、販売数が少なく入手が難しいそうです。

ジンそのものに関しては割とよく見かけます。
今でこそわざわざフレーバードという言葉を付けなくても充分過ぎるくらいにボタニカルの個性化が進んでいますが、数年前はフレーバードタイプのジンはそこまで種類がなく入手が難しかったと思います。
そんななかでフレーバードジンでまっさきに浮かぶジンがこの『ブルームスバリー』のオレンジジンとレモンジンでした。

評価

味わい    B+
香り     B
入手性    B
コスパ    A
個人的評価  B+

味わいに関して。
色々なお酒にありがちな、「フレーバードタイプになったら一気にリキュール感がでて甘ったるくておいしくない」ということはなく、ジンとして普通に味わえます
結構フレーバードタイプっていうのは加えられる素材の個性が強すぎて、正直割材で割らないと飲めないというものが多いのですがこれはそんなことはありませんでした。
(割る前提で作ってるものが多いだけかもしれません)
甘めの味わいですがダラっとせずにわかりやすいオレンジ、フレッシュというよりはドロップスに近いようなニュアンス。

香りはそこまで強くなく、オレンジっぽさは感じますが逆にジンっぽさは香りに関しては感じにくい印象。

入手性に関して、お店ではちょくちょく見かけるのとネットではまず購入できると思います。

コスパに関しては2000円程度で購入できるということで、良好だと思います。

個人的評価はB+です。
値段相応に満足できるジンに加え、フレーバードタイプに触れるに手頃な値段と入手性から+をつけています。

ただ気になる点として、今現在は色々な柑橘類フレーバーを推したジンが出回っているということ。
ストレートで飲むジンとしてはよりジンらしいものが好まれ、そもそもジンに飲みやすさを求める人はストレートでなくカクテルとして消費するのではないかという予測があるのですが、このジンを炭酸割りで試したところ苦味が強調されてしまい、結構ちゃんと作らないとおいしくするの難しいんじゃないかなあと思いました。

2000円前後で45度のジンとして悪くないですし、ボトルデザインもシンプルながらかっこよさがにじみでている良いものだと思います。

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