生産地 メキシコ バジェス地方
製造者 クエルボ蒸留所
度数 40度
価格 3000円程度
分類 テキーラ(レポサド)
概要
テキーラ界最古にして最大の蒸留所、クエルボ蒸留所。
みなさんもよく目にする『クエルボ エスペシャル』を製造している蒸留所の、一段階高級ラインの銘柄がこの『1800』です。(ミルオチョという略称で親しまれているそうです)
ド定番すぎて忘れていましたが、『サウザ』に次いでBarで目にする銘柄であり、高級ラインながらもそこまで高くない(アネホは高いですが)ので親しみやすい価格帯です。
ちなみに1800というのは、これまでブランコしかなかったテキーラを初めてオーク樽に入れた1800年頃を記念してつけたとのこと。
バジェス地方を代表する銘柄でありながら、材料のアガベはロスアルトス産も使用してあり、また熟成もアメリカンオークとフレンチオークの新樽を7:3割合で用いており、代表的な銘柄ながらも独自の製造工程で作られていることが伺えます。
※林 生馬 著 『テキーラ大鑑』より
評価
味わい B+
香り B+
入手性 A
コスパ A
個人的評価 A
味わいに関して、知名度の高い『パトロン』と比較してやはり辛口であり、テキーラが持つアガベの優しい甘みを感じつつもダラっとしないスパイシーさがあります。
雑味は少なめでアルコール感も少なく、美味しいお酒ですが飲み終わりの物足りなさも少し感じます。
香りはそこまで強くなく、ほんのりとテキーラらしい甘い香りがします。
入手に関してはテキーラをおいている洋酒店、チェーン店にはほぼ陳列されていると思います。
Barで見かけるわりにはスーパーやデパートなどでは見かけず、テキーラの認知度や需要にまだまだ伸びしろがあるんじゃないかと思わされます。
コスパは良好です。
3000円程度で雑味やアルコール感すくなくじっくり飲めるので、ストレートやロックで飲む機会が多いのであれば1000円台のものから少し頑張ってこちらに切り替えると満足度が高くなるんじゃないでしょうか。
個人的評価としてAとしています。
味わいに若干の物足りなさを感じるものの、テキーラとして美味しさを充分味わうことができ、コスパや入手性も良好で普段飲みしやすいです。
ボトルの出で立ちもテキーラっぽい?感じがしていいですね。
コメント