キルホーマン マキヤーベイ

アイラ

生産地   スコットランド アイラ島 キルホーマン蒸留所
度数    46度
価格    5500円程度
分類    スコッチシングルモルト
輸入者   ウィスク・イー

概要

2005年に設立した、アイラ島の中でも若い蒸留所の定番銘柄がこちらです。
他スコッチシングルモルトが10~12年でスタンダード品を出している中、こちらは熟成期間が3~5年の原酒をバッティングしたものとなっており、若いながらもクラフト感あふれる作りになっています。

熟成に関して

ウイスキーのシングルモルトを飲み始めると、だいたいは10~12年の熟成された銘柄を見かけることになると思います。『ラフロイグ10年』『グレンフィディック12年』のように。
熟成にはそれだけの時間と費用がかかるので熟成すればするほど高価になりますが、じゃあ味はどうなのかと言えば「熟成していればそれでいい」というわけでもないところが面白いところです。
以前紹介しましたように、イタリアンモルトウイスキーの『プーニ ソーレ』も熟成が短いながらも面白い味がしますし、今現在は熟成が早く進む地域でも盛んにウイスキーが作られています。
ウイスキー以外でいえば、テキーラは熟成度合いによってブランコ→レポサド→アネホ→と分けられますが、熟成期間が長いアネホが熟成させないブランコの完全上位互換である、とはならないわけで、それぞれに良さがあります。
もちろん経費諸々でアネホのものが一般的には高価になりますが、味そのもの「違い」や「好みの差」であって、価格が絶対的な基準になるわけではありません。

私も偉そうに語れるほどの経験値を兼ね備えてはいませんが、今回キルホーマンを味わったことで「熟成期間」も味わいの要素の一つであって、良い悪いの話じゃないんだと思いました。

評価

味わい   B+
香り    B
入手性   B+
コスパ   B
個人的評価 B+

味わいは同じくアイラの『ラフロイグ』と共通な要素はあるもののやはり違います。柑橘系の爽やかさに軽めの甘みがあり、若いけれどまとまりの良さを感じる『キルホーマン』に対し、スモーキーさを乗り越えたあとに来るじっとりした甘みの『ラフロイグ』とは味わいの方向性が違っていて面白いです。

香りはいわゆる正露丸香ですが若干控えめな印象。
というより他のところが強すぎるのかもしれません。

入手に関して、蒸留所が小規模のため総量は多くないと思いますが、キルホーマン自体はウイスキーに力入れているお店では普通に見かけます。ネットでも購入できます。

コスパに関してはBとしています。
熟成期間が短いながらも確かな飲みごたえと味わいがありますが、アイラモルトなので主張もそれなり強いため、この方向性が好きな方ならコスパは悪くなく、しかしそこまで好みが合致してなければ割高に感じるかもしれません。

個人的評価としてはB+にしています。
日頃から『ラフロイグ』を愛飲しているため、スモーキーさは心地よいし『ラフロイグ』との違いを楽しめるという点で値段よりちょっとだけ満足度が高いと感じています。
ただ『ラフロイグ10年』よりちょい高なので、そうなると私は『ラフロイグ』かなあ。

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