生産地 日本
製造 ニッカウイスキー株式会社
販売 アサヒビール株式会社
度数 51度
価格 2500円程度※amazon4000円(500ml)
分類 ジャパニーズブレンデッドウイスキー
概要
ニッカウイスキーが1985年に作り出したブレンデッドウイスキー。
熟成させたモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後にもう一度樽貯蔵し、再度熟成を行います。
この再貯蔵して馴染ませる工程をマリッジ(結婚)と言うそうです。
一般的にウイスキーは瓶詰めされる前に水を加えて度数を調整するのですが、この『フロム ザ バレル』は加水を抑えて51度という高い度数のまま瓶詰めされています。
ブレンデッドでありながらしっかりした味わいのある骨太なウイスキーであり、ボトルデザインの独特さもあって存在感を放っている一本です。
評価
味わい B+
香り B
入手性 B
コスパ A
個人的評価 B+
苦味のあとに酸味、そして甘みがじわっと残る。
高い度数故に舌に刺激が少々残るが、51度の割には苦にならない。
序盤には心地よい甘い香りがあるが、時間の経過で刺激を伴ったえぐみを少々感じる。
鼻腔を抜けるウッディな香りはあるが、そこまで長くはない。
デパートなどでもチラホラとまだ見かける銘柄。
というかイオンで2500円くらいで置いてます。
ネットだと2000円台での購入は少々難しいか?
数年前は2000円切っていたのですが、これもだんだんと入手がきつくなっていくのでしょうか。
低価格帯ウイスキーにおける銘酒。
高い度数による飲みごたえ、個性的なボトルデザインは満足感を与えてくれる。
しかし容量が500mlなので、実質的には3500円程度となる。
まとめとして、コスパ良好なお酒です。
500ml故、値段がその分抑えられており、とりあえず買ってみることができる価格帯。
2000円台で50度越えはバーボン除くとなかなかないかもしれない。
(富士山麓という安ウマ高度数ウイスキーがあったが終売)
私はストレートで飲んでいますが、作り方によっては水割りやハイボールでも美味しいのかもしれません。
以前ハイボールをコレで作ったことがあったのですが、私の作り方が悪かったのかあまり美味しく感じられず、それ以降はずっとストレートです。
ボトルデザインは注ぎにくい(液垂れ)という欠点があるものの、ニッカが販売していたある商品の流れをくむシンプルかつ個性的なデザイン。
ちょっとしたインテリア感があり、使用後の瓶で遊ぶのもまた楽しみ。
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