グレンアラヒー11年　モスカテルウッドフィニッシュ

生産地　　　スコットランド　スペイサイド地方　グレンアラヒー蒸留所
度数　　　　48度
価格　　　　7600円程度（ほぼ売り切れ状態）
分類　　　　スコッチシングルモルト

概要
評価

概要

グレンアラヒー蒸留所は1967年に建てられた比較的新し目の蒸留所で、建設目的はブレンデッドウイスキー『マッキンレー』に原酒を提供するためだったとのこと。

80年代後半に一時期閉鎖、80年代末に再開。
仕込み水はベン・リネス山にある泉から引いており、アベラワー蒸留所から丘を一つ超えたところにあるが使用される水が違うため味わいも違う。
2017年にビリーウォーカー氏に買収され今に至る。

こちらは限定品でバーボンバレル熟成後に白ワイン樽で追加熟成を行ったもの。
グレンアラヒーの評価が高まったためか、ネットを含めてどこにも販売が見受けられない状態。

評価

味わい　　　A
香り　　　　B+
入手性　　　C
コスパ　　　B
個人的評価　B+

味わいは果実味のある甘さ、蜂蜜の後にスパイシーさが感じられ、アルコール感はそこまで強くなし。

香りもフルーツっぽさ（輸入元によると桃）と白ワイン由来なのか少し変わった香りを微かに感じる。

入手性は悪く、ネットでも売り切ればかりでフリマアプリなどでも見かけない。

コスパに関しては本来の7000円台で買えるなら悪くないといったところ。
そもそもプレ値どころか売ってない状態で、評価Bは定価であったらの仮定の下に判断。

評価としてB+としており、ウイスキーとして美味しく楽しめる一本。
フルーツのような甘さが残る後味は心地よいし、あまり多くはないと思われる白ワイン樽熟成ものに触れられるのは良いのだが、やはり問題は入手性にあります。
グレンアラヒー自体の評価が高まり、近所の酒屋でも見かけなくなっているため限定品でも入ろうものならすぐになくなってしまいそう。
幸い？にも量り売りでなら購入できるところがチラホラあるので、まだなんとか味わいを楽しむことができそう。
（私は地元の酒屋の量り売りで購入）