ブラックニッカ クロスオーバー

ジャパニーズ

生産地   日本
度数    43度
価格    2200円前後(現在ネットで4000円前後)2017年
分類    ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造者   ニッカウイスキー

概要

2016年に販売したブラックニッカの数量限定品三部作の第二作目『ブラックニッカ クロスオーバー』。
余市のヘビーピート原酒と宮城峡のシェリー樽原酒という2つの個性の異なったものを中心にかけあわせて作られた、スモーキーなブレンデッドウイスキーです。

前作の『ブレンダーズスピリット』が「普通においしい」ものだったのに対し、こちらは特定の方向性を尖らせるような仕上がりになっており、他者のレビューでも評価が別れたりしています。
前作が2000円台というウイスキーにしては素晴らしい味わいだったため、その期待との反動もあるかとは思いますが、これはこれでこの方向性が好みの方には美味しい一本だと思います。

理由はわかりませんが『ブレンダーズスピリット』や三作目の『アロマティック』より現在(2020年)ネット上でのプレミア価格が一番低いのは好みが反映されているのでしょうか?
個人的には『ブレンダーズスピリット』に負けないくらい好きなのですが。

評価

味わい    A
香り     B+
入手性    C
コスパ    B-(定価であればA+)
個人的評価  A

味わいに関して、スモーキーさに並行してコクのある深い甘みがあります。
その後に少々の塩味があり、全体として味が強く、物足りなさを感じさせません。
また値段からもある程度若い原酒を使用していると思うのですが、アルコール感も少なく、フレーバーや味わいが好みであれば意外と飲みやすいと思います。

香りはスモーキーで木材っぽさも感じます。
この辺は人によって好まれない要素でもあると思います。

入手に関しては定価では買えず、プレ値段で買うことになるでしょう。
そうした銘柄を扱っている酒屋さんではまだ少数見かけます。

コスパは現時点ではまだそこまで高騰していません。
しかし4000円とはいえわざわざその値段で買う程かなあ?と疑問は残ります。

個人評価としてAを付けています。
2000円台のブレンデッドジャパニーズとしてはお買い得感があり、しっかりした味わいを楽しむことができます。
プレ値段で買うほどではありませんが、まだ安いほうなので入手するなら今のうちでしょうか。

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