ホワイトバーチ

ロシア

生産地   ロシア
製造者   Omskvinprom蒸留所
度数    40度
価格    3000~4000円
分類    ウォッカ

公式HP→https://www.asg.ru/en/   アルコールシベリアグループ

概要

シベリアの蒸留所で作られた、白樺の樹液を使用しているウォッカ
勝手なイメージではありますが、ロシア産のウォッカで白樺の樹液を使用している銘柄は意外と少ないようで、私はこの銘柄しか知りません。

白樺の樹液に関しては、公式HPにより以下の情報が記載されており、このウォッカの売りの一つとして扱われています。

「白樺の樹液、または白樺のジュースは、その組成がユニークな自然の贈り物です。白樺の樹液には、果糖、日焼け物質、ビタミン、微量元素が含まれています。それは、ピックアップとして代替医療に広く適用されています。

白樺の樹液には2%以上の砂糖が含まれており、そのまま、またはシロップ、クワス、ワイン、ウォッカなどのさまざまな飲み物に使用されます。」
公式HPより引用

基本的にはメジャーな銘柄ではなく、Barやお店でもあまり置いてないウォッカだと思われます。輸入業者も現在取り扱っていないみたいで、今後よっぽどのウォッカブーム、ロシアブームでもこない限り、再び日本に入ってくる可能性は少ないのかもしれません。

評価

味わい    A
香り     C
入手性    
B-
コスパ    B
個人的評価  B+

味わいはシンプルに「あまにがい」。
ただしジンで時折みられるようなハーバルな甘苦さではなく、シャープで細い甘さがあり、その甘さを渋い苦味が上乗せされていく感触。
後味は苦味が支配的ですが、心地よい樹木っぽい苦味です。

香りは特徴的なものは感じ取れません。アルコールのツンとした刺激が少々。

入手に関して、輸入取り扱いがなくなり、ネットショップからも無くなっているところが散見されます。楽天やamazonではまだミニボトル等売っているようです。

コスパは標準的で、3000円前後のウォッカにあってほしい味のまとまりと雑味の少なさは備えています。

総評としてB+としています。
味わいの優しい甘み、心地よい苦味が特徴的ではありますが好みに左右されそうな要素だとも感じています。
3000円台となると定番の『グレイグース』、『ヴェルデヴェール』といったプレミアムウォッカがひしめいていますが、差別化はできていると思います。

ボトルデザインが素朴ながらも可愛い雰囲気を持っており、さすがウォッカだなあと時折眺めてしまいます。

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