生産地 スコットランド
度数 56.2度
価格 5000円前後
分類 スコッチシングルモルト、カスクストレングス
輸入者 ウィック
概要
スコットランド西岸、クライド湾のアラン島のロックランザ村で1995年に創業したアラン蒸留所。
スコッチの生産地区分としてはアイランズになります。
今回の『アラン クォーターカスク』はバーボン樽で7年、125リットルの小樽(クォーターカスク)で2年熟成させたものであり、なおかつカスクストレングスで度数高めになっています。
私はまだアラン蒸留所のものをそこまで飲んできていないので、まだ思い入れはそこまでないのですが、いろんな場所で比較的良く目にし愛好家の方もそれなりに多い印象を受けます。
最近ラインナップを一新したみたいで、ボトルの雰囲気が以前よりよくなっていると個人的には思います。
評価
味わい A
香り B+
入手性 B
コスパ B+
個人的評価 A
味わいに関して、直球な第一感想は「あまじょっぱい!」
ぬるりとトロピカル系フルーツの甘味が来たかと思えばすぐに樽っぽさとスパイシーな辛さが追ってきます。
熟成9年故の刺激というかピリピリ感は少々ありますが、56.2度という高い度数のため味が舌に強く残ります。
香りはレモンのような酸味のあるフルーツがまずあります。
そして輸入元のホームページのコメントにはココアの香りもするとありました。
最初はココア?と思いましたが確かに集中して嗅いでみるとココアの香りがします。
入手性に関してはウイスキーにそれなりに力を入れている洋酒店にはおいてあると思います。もちろんネットでも買えます。
コスパに関してですが、「スコッチシングルモルト9年熟成カスクストレングス」をどう捉えるかによるかもしれませんが、私個人としては「味の好み」が大きく左右されそうな気がします。
要は好きだったらいいけど、そうじゃなかったらお得とまでは言えないかなあという感じです。
個人評価としてAをつけています。
普通に美味しいお酒だと思います。ただし、私はあまり得意な味ではないですね。
それなのになんでA(値段相応より良し)なの?って突っ込まれそうですが、好きな人は好きな味じゃないのかなあと私は感じるわけです。
アラン蒸留所は他にも多数のラインナップで販売していますが、私自身が経験値がたりないためキャラクターが掴めていないと思います。
Barで飲んだ長熟物も美味しかったので今後もチャレンジしていきたいお酒です。
コメント