生産地 日本 滋賀県長浜市
製造 長濱蒸留所
度数 47度
価格 6900円程度
分類 ブレンデッドモルトウイスキー （ワールドモルト）
概要
滋賀県、長浜市の比較的新しい小規模蒸留所「長濱蒸留所」のブレンデッドモルトウイスキー。
私のブログでは分類としてジャパニーズに区分していますが、ワールドモルトとあるように原酒は長濱蒸留所のモルトウイスキーと海外のモルトウイスキーを使用しています。
この『アマハガン』のスタートであるEd1をベースに、「ジャパニーズオーク」と呼ばれるミズナラを使用し再度熟成させ、無濾過無着色で仕上げたものがこのEd3です。
ちなみに最近、世界的なウイスキーコンペ、「ワールドウイスキーアワード」のジャパニーズブレンデッドモルトのノンエイジ部門にて最高賞を獲得しています。
評価
味わい A
香り B+
入手性 B
コスパ B
個人的評価 B+
ウッディな苦味とともに濃ゆ目の甘み。
舌には優しい苦味と、強いながらも心地よい甘みが残り、それぞれが上手くまとまっています。
ノンエイジ故のアルコール感や刺激を警戒していたのですが、そこまでそれらを感じることもありません。
香りは若いウッディなもの、香木でしょうか。
上品な木の香りがします。
ちょっと品揃えが良いスーパーなどで扱いがあったり、まだ売り切れたりする様子はありません。ネットでも買えます。
入手はそこまで難しくなさそうです。
コスパに関しては、妥当か少々高いかな、とは思います。
ジャパニーズウイスキーが高騰、品薄であること、『アマハガン』がワールドモルトであること。
そうした要素を考えると高いのか安いのか分かりにくいですが、単純に味での満足度は値段相応じゃないかなあと感じます。
個人的な評価としては、値段相応の、甘めの美味しいウイスキーだと思います。
私自身の経験値が少ないため、ミズナラがどういう具合に作用して、他のミズナラ使用ウイスキーと比較しどうだ、といったことに触れられないのは申し訳ないです。
値段が7000円前後なので、よその銘柄と比較したときに圧倒的優位と言えるほどではないにしても、飲んだ時のファーストインプレッションが私にとって単純に良かったのは事実です。
ちなみにEd2がワインカスクフィニッシュ、Ed4が山桜使用となっており、飲み比べると面白そうな銘柄でもあります。
もう少しすると「長濱蒸留所」のシングルモルトが生まれるでしょうし、そこもまた非常に楽しみにしてくれる今回のミズナラウッドフィニッシュでした。
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