レモンハート オリジナル 1804

ガイアナ

原産国   ガイアナ
輸入者   野村ユニソン株式会社
度数    40度
価格    2000円程度
分類    ダークラム

概要

お酒漫画の代表である「BAR レモン・ハート」。
そのネーミングのもととなったラムです。
有名なのは高度数の『レモンハート 151』で度数がなんと75.5度。
残念ながらそちらはまだ飲めておらず、今日ご紹介するのは40度のマイルドな銘柄です。

一時期はガイアナの蒸留所が閉鎖され終売していたりしましたが、カナダのハイラム・ウォーカー社から販売されているとのことです。(ペルノ・リカール社傘下)

上記の流れのために流通してない期間があったり、販売再開されても味が変わったと言われたりなど動きが追いにくい銘柄で、漫画の知名度とは裏腹に地元のBarでもあまり扱いがないラムでもあります。
ラムにもある程度力を入れている店でなければ、だいたいは『ハバナクラブ』『マイヤーズ』『バカルディ』+で『ロンサカパ』あたりくらいしか扱ってないと思います。

評価

味わい   B+
香り    B+
入手性   B-
コスパ   B+
個人的評価 B+

味わいはラムが持つ濃ゆい甘みがありますが、どちらかというと苦味や酸味も強いためリキュール類のような甘ったるい感じはしません。
舌に残る苦味がブラックコーヒーのような感触ですがそこまで長引きません。
スっと消えていくので飲みやすいといえば飲みやすいです。

香りは甘くなく、刺激もなく。
嗅いでラム酒の香りとはわかりますがさほど強くはありません。
口に含んで鼻腔を通る感触も強くはないですね。

入手に関しては実店舗ではそこそこ見かけますが、満遍なくどこでも買えるという印象ではないですね。
ネットだと普通に買えます。

コスパは値段相応よりもちょっと満足できる価格帯だと思います。
2000円でストレートでもある程度楽しめる味わいがあり、ラム酒に甘さを求めていないのであれば日常酒としては良好だと思います。

個人的評価としてはB+。
買い求めしやすい価格にラム酒を飲んでいるという実感がちゃんとある味わいと香り。
『ディプロマティコ』の甘苦さが私の好みなのですが、そちらよりも甘くないのでそれより安いこちらも選択としては充分にありだと思います。

ラムも比較的コスパが良いお酒だよなあ、と久々に思わせてくれた銘柄でした。

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